冬の白菜が美味しい理由
静岡料理教室
Kitchen studio mogu
2014.1.8
冬と言えば…鍋!!!
ですね♪
そしてそれに欠かせないのが
『白菜』です
白菜の旬と言えば…冬!!!
一年中、産地や品種を変えて出回っている白菜ですが、
冬の寒い季節が、本来の白菜の「旬」となります。
白菜って約95%が水分。
冬場この水分で自分が凍らないようにするために…
『水分を糖分に変えるのです!!』
自然の原理ってすごいですよね。
糖分が多いと凍りにくいのです。
ジャムなどの糖分が多いものを冷凍庫に入れても
カチカチに固まらないのはこの原理です。
上の写真も、畑の白菜を携帯で撮ったもの。
凍てつく寒さの畑で
自らを美味しくしてくれてるなんて…
白菜の健気さを感じます♡
旬の白菜は、もちろん生で食べても美味しい!!
この断面のみずみずしさ分かりますか?
取りすぎた塩分を排出する役割のある
カリウム
風邪の予防に効果を発揮する
ビタミンC
などの栄養素も豊富なのです。
美味しい季節に白菜をたっぷり楽しんでくださいね。
生徒さんに話をすると…よく驚かれるのがこちら↓
白い部分の内側にある黒点。
これを虫だとかカビだとか勘違いしている方が多いのですが
これは成長の過程で土のミネラルのバランスが崩れたときに出るもの。
人間で言うと「シミ・ホクロ」みたいなものと言えば分かりやすいでしょうか?
また、最近ではこの黒点は
「ポリフェノールの一種」
とも言われています。
食べても全く問題はありませんので
捨てずに食べてくださいね♪
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