外国からmoguへようこそ!
毎日暑いですね。。
水分だけでなく塩分も忘れずに補給してくださいね
暑さで食欲も落ちるかと思いますが、今の食生活が夏が終わった頃に現れ
偏った食事、冷たいものばかり食べていると
9月の夏バテになるんです。
なのでこの暑い季節の食事大切です。
皆さまお気をつけください。
moguに外国からの生徒さんがやってきた!
「今度うちにホームステイに来る子を先生のとこに預けて良いかな? 何か日本料理教えてあげて!」
という連絡を生徒さんから頂きました。
なんということでしょう!
ちょうどインバウンド向けのレッスン枠を設けてもらえないか?という依頼が県のとある機関からあった時で、レッスン構成や取り扱うメニューなどを企画している真っ最中にこのご依頼。
「本当に少ししか英語喋れないけど、それでも良いなら…」
とお受けしました。
外国の方に正しい日本語で表現するということ
「英語ペラペラ。日本語も少し話せるから!」
私に与えられた情報はたったこれだけ(笑)
これは、英語でなんていうんだっけ?などなど調べながらレシピを準備。
Google翻訳先生が大活躍です!
「ん?待てよ。もし、私が外国に行き料理教室に参加した時、きっと日本語のメニューなんて用意されてないだろうなぁ」
こう思ったんです。
それなら、いつものレシピにルビを振り、漢字は難しいけどひらがななら頑張って読めるのではないか??
という事で、レシピの全てにルビをつけ、複雑な表現は簡素化し、材料にだけ横に英語名を入力しました。
こんにちは!タイから来たKANさんです!
2年前に生徒さんのところにホームステイに来て、その時はほとんど日本語を話せなかったらしいのですが
「ホストファミリーと日本語で会話をしたい!!」
そんな思いから大学でも日本語を学び、
話せるようになって同じホストファミリーのところへ。
この流れでmoguに来てくれたのです。
さっそく寿司飯から作ります。(冷ます時間が必要なので)
この間の会話は英語と日本語のMIXです。
寿司飯が完成した後、レシピを見ながらこの日使用する日本の食材の紹介、
作るものの説明・・・と続いて行きます。
人生初の和食作りは「飾り巻き寿司」と「そうめん」
どんなメニューにしようかな?
そう考えて、今回の組み合わせは飾り巻き寿司と夏メニューの定番そうめんを。
飾り巻き寿司なら、生物は使わないので、ホストファミリーのところへお土産に持っていけますからね
どうです?綺麗に巻けているのがわかりますかね?
海苔巻きを切るときには、包丁の刃に水を回す方法とか、切るときの包丁の動かし方などは、私が先に見本を見せてから実践。
潰れることなく上手に切れました!
そうめんも、箸で一口分が取りやすくするために、クルクル巻いて盛り付けを。
完成したメニューはこちら
そうめんにしたのは、トッピングが選べるのと、日本の薬味という食文化も伝えられるかな?と思って。
そして、もっともっと活躍すると思っていた
Google翻訳先生は、この試食時の会話の時に少しだけ登場しました。(笑)
タイからのお客様だったので、実はそうめんつゆもナンプラーベースの物も用意しました。でも…
「日本のそうめんにナンプラーは合わないわ。カツオだしの麺つゆの方が美味しい!」
そう言ってました。
私的にはナンプラーつゆも新鮮な味で美味しかったですけどね!
外国語を、外国の文化を学ぶ場所として料理教室は有りだと思う
・目の前に食材があり、説明しやすく理解しやすい。
・自分で作る体験をしているから、工程も覚えているので復習の時自国語で注釈を入れることができ、外国の言葉や表現が理解しやすい
・試食時の会話で異国の食文化を知ることができ楽しめる
こんな事を感じました。
KANさんも10日ほど日本に滞在の予定との事なので、たくさん日本語話せるようになるでしょうね!
楽しい時間をありがとうございます。
インバウンド向けだけではなく、国内旅行者にも体験型レッスンを提供できる時が来ました
今回のmoguでの初レッスンは、外国の方だけではなく
【静岡グルメ】の体験として、国内旅行で静岡に来てくださった方にも対応していく予定です。
実は前々から考えていたのですが、旅行会社にプレゼンしなきゃなーー
と思っていたのです。(私は営業活動を一切していないので、ここが一番面倒で動けませんでした)
今は旅行者が、自分で体験できる楽しい事を探す時代。スマホの普及により、その楽しい事を見つけやすい時代でもありますね。
そのためには発信も必要なので
ブログもちゃんと復活させます←まあまあ本気!
2018.7.26
キッチンスタジオmogu
本田淑美