すっきり暮らしたい~断捨離~
あっという間に8月に突入。
早いですね。年を取ると特にそう感じます。
各実に歳と共に体力も気力も落ちてきてると実感してます。
こんにちは!mogu本田です。
今回は体力と気力が落ちてきて気づいた身の回りのことについてお話をしたいと思います。
見渡すととても散らかって不便な自宅にうんざり
5月の足の怪我(詳しくはこちらのブログで紹介しています)により、自宅で静養する時間が長くなって気づきました。
「この家汚い・・・」
ただでさえ、片足引きずりながらの生活なのに、物が探しにくい。動線上に散らかった荷物。ベットの横には冬の毛布が畳んで積まれている。衣替えも中途半端で夏と冬の洋服が混在している。
まだまだあります。キッチンの作業スペースが物に占領されている。冷蔵庫の中がとっ散らかってる。などなど・・・
普段は朝早くから職場のスタジオに向かうことも多く、朝食の支度に洗濯、そして身支度をして ばぁーーーっと出かけることが多かったのです。夜も帰ってきたら夜ご飯の支度して、とりあえず洗濯物取り込んで(畳むはここに含まれない)、晩酌して疲れ切って寝てしまう。
これの繰り返しで、見て見ぬふりをしていたのかもしれませんね。掃除は絵に描いたように丸く掃除機がけしていたのかもしれません。
ケガをしたのをきっかけに自分のここ何年かの生活を振り返ってみました。
「私。。。ここ4年ぐらい仕事にばかり集中してて、ちゃんと暮らしてなかったかもしれない」
そう思えたのです。こんなんじゃダメ!!すっきりさせよう!!こう決意したのでした。
本当に必要なものだけを選別するオーディション
ギプスの装着の間は行動が制限されているため、断捨離へのモチベーションを上げるために「汚部屋脱出」された方のブログなどを読みました。徹底的に。とにかく片づけること、片づけたい気持ちになるように自分の気持ちを持っていくことが第一段階。
そしてギプスが外れ、リハビリに入った6月に決行!!!
今まで、年末年始やお盆休みにまとめて片づけてはいたのですが、その時に迷ってそれ以降も触らなかったり使わなかったり、気にもならなかった物は全て廃棄していきました。そして整理整頓を同時に行うのではなく、とにかく「要る」「要らない」でものをジャッジして、要ると判断したものはその場にとりあえず残す又は違う場所に移動するためのボックスにどんどん分別していきます。
今までの片付けは、整理整頓まで一緒にやろうとするから挫折をしていたのかもしれません。今回は本気なんです!とにかく不要なものを排除し、引き出しなどスカスカになったものもあれば、まるっきり空いてしまう段も出てきました。場所によっては、収納のために使っていた家具自体が不要になった物も出てきました。
時間がなかったり、疲れてしまっているときは断捨離を休んだり、引き出し一段だけなどちょっとだけ作業の日もありました。このぐらいのペースが負担が少なく、私には合っていたようです。
このオーディション作業を約1ヶ月かけて少しずつ進めていきました。
自分と共に生活する必要なモノに住所を決めること。
ある程度物が減ってきたところでようやく整理整頓。断捨離が終わった箇所は自分の生活に必要なものしか残っていないはずですから、あとは生活動線に合わせた収納や使いやすく整理整頓をしていくだけ。(のはずです!)
断捨離から数日経って、整理整頓のためにもう一度見直すと「やっぱりこれもいらない」
となるものも出てくるんです。オーディションの一次選考には通ったのに、最終選考では落とされる。必要なはずだったものだったのに。まだまだ見る目が甘いようです…
空いた引き出しは、しばらく空いたままにしておきます。これから先も断捨離を続けて行くので、その時にここを使うものが出てくるかもしれません。
キッチン周りに関して、私は「ワンアクション派」なんです。
引き出しや扉を開けて片手ですぐ取り出せる、すぐ使えるのが理想。自分の行動は自分がよく知ってるはずですよね。
そして、元の位置に戻しやすい事
これも大切。モノの一つ一つに住所を与える事。今までとりあえずの「仮住まい」多かった気がします。せっかく住所が決まったのだから元に戻す。そうしないと他の物にその場所を取られちゃう。(それも自分がやってしまう事なんですけど…)
こんな自分の行動の習性を考えつつ改めて冷蔵庫も整理整頓しました。
鍋ごと冷蔵庫に入れられるスペースは絶対に必要なのです。
使いかけの食材や、優先的に使うべき食材の住所も決めました。
特に使う頻度の高いものは、片手のワンアクションで蓋が外せるものに。
オシャレ感やインスタ映え感はないですが、とても機能的で満足してます。
さて、冷蔵庫の整理整頓から1ヶ月後の今朝の冷蔵庫の様子
空になったワンアクションの容器も、中身を買ってきたらすぐに補充できるように、洗って空のまま住所にいてもらってます。
透明の容器だから見れば中身はわかるのですが、文字で視覚的に認識できる事でより意識ができるようになり、この1ヶ月で使用頻度が増えた気がします。
これらの定住先として住所の確定した保存容器は、そろそろちゃんとしたラベルに昇格しても良いかもしれません。
(この冷蔵庫への関心が皆さま高く、この部分だけ細かく買いた記事はこちら)
目標はシンプルにすっきり暮らすこと。
5月に断捨離のモチベーションを上げ
6月にその思いを実行するべく不要なものを捨て
7月に整理整頓とキープ
こんな感じで暮らしに注目して生活をしてきました。
怪我の功名とでも言いましょうか、怪我のため仕事をセーブしていたからこそ出来たのかもしれません。
少し仕事も立て込んできましたが、部屋がすっきりしてきた事で、状態をキープしやすくなりました。
また、キッチン以外でも住所が固定したものが沢山あるので、ものを探す無駄な時間も無くなり、元に戻せばスッキリするので、生活時間に余裕が出てきたような気がします。(だからマメにブログ更新も出来るようになったのです)
まだまだ断捨離は続きますが、疲れたからとか時間がないからとかで目をつぶって過ごしてきた今までの自分を反省し、とりあえず元に戻すだけですっきり暮らせる。そんな当たり前で出来ていなかった事に気づけました。
これから体力も落ちてくる年齢。できる時にできる事をして、シンプルですっきりした暮らしを目指していきたいと思ってます。
体力勝負の根性論は、仕事でも普段の生活でもそろそろ卒業です(笑)
2018.8.1
キッチンスタジオmogu
本田淑美