枝豆のソコヂカラ
今日もとても暑かったですね…
そんな中、今日は「沖縄料理」を中心の料理教室を行いました。ゴーヤやモロヘイヤ、今が旬の食材をたっぷり使い、デザートはちんすこうを作ってもらいました^ ^
夏バテしない体作りをテーマにメニュー構成。夏バテは今ではなく、今食べている食事が9月になって現れるのです。
なので今現在の食事が大切なんです。
こんにちは!mogu本田です。
今回のブログのテーマは
「メニュー開発」のお話し
静岡って農産物が豊かなんです。
旬のものは旬に食べる!
これが1番栄養価も高く、値段も安いのです。だって旬ですからたくさん収穫できるので。
静岡の野菜って何??そう思う方も多いと思います。たくさんあるんですよ〜〜国内産地として名の通っているものが。レタス、チンゲンサイ、モロヘイヤ…他にもたくさん!
この季節、静岡では枝豆もたくさん収穫され、様々な品種の枝豆も作られてブランド化しているものもあります。
枝豆の本来の旬は9月〜10月ですが、温暖な静岡では真夏のビールに合う季節に旬を迎えます。(ビール基準の表現でごめんなさい)
でも、必ず[出荷出来ないB品]というものが出てきます。
このB品は、例えば農協の規格に適していないとか、生育不足だったりとか様々。このB品にも差があります。
このB品を…
とこだわりのある農家さんから渡されると…
『ちょっと待って!これ全然スーパーで売っているものより基準高いぢゃないですかーー!!!」というものが出てきます。
自分たちのブランド基準がしっかりしているので、B品が普通に売られているものより質が良いものもあるのです。
何気なく当たり前のように食べていて「あ!これ美味しい」という体験
私の料理教室やイベントでは、それなりに食材選びにこだわりを持っています。
2週間前、50人が参加する納涼会を由比港漁協で開催しました。そこにさりげなく、当たり前のように、酒飲みの席なら普通にあるだろうシュチュエーションで茹でた枝豆も並べました。
気づく方は気づきますね。
「普通に枝豆だと思って食べてたら、何これ?!めちゃくちゃ美味しい!」
こんなお言葉をたくさん頂きました。
そしてその宴のなかで、商品開発中の私が作ってクライアントに提案し、クライアントの社内でも評判の良かった[枝豆ドレッシング]も、さりげなく?これ使えー!と言いながら用意してました。
こちらも好評で安心しました。これからしっかり商品化に向け、試作していきます。
商品開発は美味しいだけでは成り立たないのです。この部分については、またいつかブログでご紹介いたします。
枝豆が成長して大豆となり、醤油や味噌や豆腐になる。
これ、知らない方多いんです。大豆の若い時が枝豆。
つまり枝豆をしっかり畑で育て、それを乾燥させたものが大豆。この大豆を発酵させたり豆乳にしたりして作られるものが大豆加工品の醤油や味噌、豆腐なんです。
大豆は苦手でも枝豆大好き!という方も多いですよね。
それなら、枝豆の風味を残しつつ商品作りをしても良いのでは?となるのです。
先ほど書きましたB品に関しては、味は間違いなく美味しい。でも成長がイマイチ。
たったそれだけなんです。A品との差が。
現在ご相談頂いている農家さんから、B品の枝豆やそれで作った豆乳をお預かりして
パンの試作をしてみました。
その他にも現在進行系で、様々な枝豆の試作品も作ってます。
こちらは農家さんの直売所と野菜を使った惣菜を楽しめるお店として12月オープン予定です。楽しみにしていてくださいね。
こちらの豆乳、すでにうちのスタッフがファンになってます。それぐらい美味しい。
枝豆のソコヂカラあっぱれです!!
2018.8.3
キッチンスタジオmogu
本田淑美